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Contents
浮かんだネタの採用基準は?
物語を書いているとふとした日常の中でも
「あ、思いついた」
とか
「このネタいいんじゃない???」
ってなることが結構あったりします。
電車の広告の花言葉からキャラクターを作り出したり
道中の男女の会話を自分のキャラクターに言わせてみようとか
作家活動をしているとそういうときは多々あります。
しかし思いついたのはいいとして、それを今自分が書いている作品に
活かせるかどうかはまた別問題なのです。
ですがそれ以上に大切なことがあります。
それをこの記事で解説していきましょう。
自分の心を動かすネタなのかどうか。
作品に活かせる活かせない以前にこれが一番大事です。
作者であるあなたの心を動かすネタなのかどうかです。
書き手であるあなたの心が動かないネタを書いたところで
そこに情熱は宿りますか?
情熱が何一つ宿ってないものに読者の感情を揺さぶることなどできるでしょうか?
ココがポイント
生き生きしてますか?
その姿が浮かばないのであればそれは自分の心を動かすネタではありません。
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いざ書いてみると面白くなかったパターン。
これもよくあるパターンです。
思いついたときは
「おっ、このネタめっちゃいいじゃん!」
と感じたのにいざ書き出してみると
「あれ……思ったより面白くないかも……」
となることはよくあります。
ですが、書き続けるとやっぱり面白いと感じることもあります。
その上で「どう頑張っても面白くない……」と感じるようであれば
ボツにしましょう。
費やした時間が長ければ長いほどボツにするのはもったいない気もしますが
ボツにしたほうがいいです。
大切な作品に妥協なんてしたくないですよね?
面白くない、妥協したものを書いたところでその作品に
あなたは愛情を抱けますか?
その作品を手に取った読者を楽しませることができると
自信を持って言えますか?
今一度、考えてみてください。
自分の心に響いたりときめいたネタはとりあえず仮採用にする。
あなたの心に響いたネタということは読者にも響く可能性が
極めて高いネタと言えるでしょう。
そういうネタはとりあえず「仮採用」にしてスマホやパソコンなどに
残しておきましょう。
手帳に残すのもいいですね。
私はネタが浮かぶとよく持ち歩いている手帳に書き留めています。
ネタを寝かして数日後、そのネタを見返してみましょう。
その時にそのネタが面白いと思えたか、それを書くと楽しいって思えるか。
そう思えたならそのネタは「本採用」にしましょう。
いつか使うネタとして自分がわかるように保存しましょう。
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そこらへんのことは気にせず、とにかくいったん仮採用にしておきましょう。
後日、見返してみてそのネタ自体は使わないとしてもそこから発展して
別のアイデアが浮かぶこともあります。
一度浮かんだネタはすぐ断捨離せず、しばらく寝かしておきましょう。
参考
私も数年前に浮かんだネタを当時は心が躍らず不採用にしたものを
数年経過した今になっていざ掘り起こしてみると
「あれ?これ結構面白くない?」
と思い直して採用する、なんてこともありました。
当時は自分の力量不足や趣向も違っていたので面白いと思えなかったんですよね。
そんなこともあるので浮かんだネタは捨てず置いておきましょう。
まとめ
・ネタの採用基準は作者である自分の心が動くかどうか。
・とりあえず仮採用にしてしばらく寝かしておく。
・自分の心が動かないものは読者の心も動かない。
・ネタ自体使わなくてもそこから別のアイデアが浮かぶこともあるのですぐに捨てない。
いかがでしょう。
物語のネタはいくらあっても困りません。
たくさんあればあるほどネタ同士をぶつけて別のアイデアが生まれることもあります。
浮かんだネタはどんなものであれあなたの作品を彩る色。
大切にしましょう。