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どうしてあなたは今、小説が書けないのか。
「小説が書きたいのに思いつかない」。
この記事を読んでいるあなたはそう考えているはず。
しかし「何が」思いつかないのでしょう。
その理由と原因、振り返って考えましたか？
もしまだならこの記事を読みながら一緒に考えてみましょう。
せっかく小説を書きたい！って思えたのに手が進まないなんて、もったいないです。
ではさっそく書きたいけど思いつかない理由を解説します
原因１：どんな話が書きたいのか適当に考えている。
……なんて気持ちで小説を書こうって臨んでたりしてませんか？
いや、書籍化アニメ化はみんな夢見ることなのでそこを目標にすることは
全く問題ありません。
目指す先は高いほうが頑張りがいがありますから。
問題なのは「異世界転生系が流行ってるから異世界転生系書く」っていう発想のほうです。
断言しますが、そんな気持ちを書いても面白い小説は書けません。
そもそも異世界系は既に強豪作品たちが地位を確立していて
よっぽどしっかりしたストーリーや設定を携えてないと到底太刀打ちは不可です。
流行ってるからそのジャンルの作品を書く、なんていう安易な発想はやめましょう。
そんな意識で小説を書き始めてもモチベーションは続きません。
ココに注意
異世界転生系は既に数えきれないほどの作品が世に出ていて飽和状態です。
つまり読者は食傷気味を通り越して飽きている状態になっています。
練りに練ったストーリーやキャラクター設定を考えていないのなら
安易に異世界転生系を書くのはやめましょう。
絶対に物語完結前であなたの筆は止まります。
原因２：キャラクターたちをうまく動かせていない。
物語を動かすのはキャラクターたちです。
筆が動かない理由として考えられるのは
「キャラクターたちをうまく動かせないから」。
ではなぜキャラクターたちを作者であるあなたが動かせないという
事態が発生するのか。
それは理由は一つ。
キャラクターの作りこみが甘いから、です。
注意していただきたいのがこの「作りこみが甘い」というのは
キャラクターたちの属性(ツンデレとかクール系とか)や
嗜好品は何なのかとかそういう物語に関係ない部分の話ではありません。
重要なのは
・キャラクターたちが何を目的にして行動しているのか。
・そのキャラクターたちは過去に何を間違えたのか。何を苦しんでいるのか。
・それを乗り越えてたどり着く答えは何なのか。
そこが重要なのです。
特に主人公はこの部分がちゃんとしていないと確実に詰みます。
ここを疎かにするとクライマックスにも大きく影響します。
そちらについては下記の記事で詳しく解説しているので一緒に読んでみてください。
行き当たりばったりでなら「書く」ことはできるかもしれません。
けれどそれは物語に動かされているただの装置です。
あなたの作品の中で生きるキャラクターではないでしょう。
今一度、生み出したキャラクターを見直してください。
表面だけの設定だらけになってませんか？
キャラクターたちの成長要素は本当にちゃんとありますか？
無駄に属性やら趣味やら好きな食べ物や嫌いな食べ物とかばかり充実した
物語に全く関係ない設定ばかりになってませんか？
それではキャラクターを物語の中で生きる存在として書くのは無理です。
きっちり考えてあげましょう。
原因３：小説の文章をどう書けばいいのかわからない。
そして思いつく原因その３は単純に
「小説の書き方がわからない」です。
これについての対策は至極簡単。
たくさん色んな作家さんの小説を読む！！！
これに尽きます。
そしてここが一番重要です。
多くの作品に触れて読んで、あなたの手本となる作家さんを見つけましょう。
そしてその作家さんの書き方や表現方法を盗むのです。
作家さんの数だけ地の文やキャラクターのセリフの書き方はあります。
あなたに刺さった作家さんを見つけましょう。
読者であるあなたに刺さるということはその作家さんの書き方は
「読者にウケる文章の書き方」に他なりません。
ぜひ、お手本となってもらいましょう。
ココがおすすめ
キャラクターの内心や独白の描写に（）を使わないところとか
心理描写の書き方がとってもツボでした。
そういうことなら周囲の人たちや知恵袋などで
好きな小説作品を訪ねてみましょう。
条件を付けて出すといいかもしれませんね。
例えばバトル物とか地の文が三人称とか。
ある程度絞ればかけるお金は最低限にして投資ができます。
ココがおすすめ
筆者があげた少年陰陽師を参考にしたい！というのであれば
今56巻ぐらい出てますが全部を読む必要はありません。
1巻～3巻まで購入してみてください。それか1巻だけでもいいです。
一応1巻～3巻が一つの章の区切りになってるのでちょうどいいかと思います。
見本となる作家さんの作品を見つけたなら
じっくり観察するように読みましょう。
手本ありなしではだいぶ違いますよ。
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まとめ
・書きたい作品のジャンルを安易に決めない。
・キャラクターの根幹の設定はしっかりする。
・文章の書き方がわからないなら見本となる作家の作品を見つける。
いかがでしょうか。
今回は「小説が書きたいのに思いつかない」という原因と理由について解説しました。
きっと他にも細々した理由はあるかと思います。
ですがあなたが小説を書きたいと願うのであれば微力ながら筆者は力になりたいと思います。
ではまた次の記事で。