作者の心構え

嫉妬心がとまらない……!成功している人への嫉妬はどうすればいい?

2024年2月8日

 

うべぇぇっ! うぇぇぇぇぇっ!!
ショーゴ
ソーサク
どうしたのショーゴ君!よくわからない奇声なんかあげて!
うっ、ううっ、この作家僕と活動開始時期同じぐらいなんだけど、めちゃくちゃ話がすごくてファンも多くて……!羨ましいよぉ!
ショーゴ
ソーサク
あー……この作家さんに嫉妬しちゃってるんだねぇ

 

実力主義世界あるあるの話

創作の世界というのは実力主義社会です。
実力があればどこまでも高みへ上っていけますが
逆に実力がない人はいつの間にか表舞台から消えていく。

そんな明暗がはっきりした世界です。

だからこそ成功している人への嫉妬もすごいです。

純粋にその人の作品に憧れて「この人のような話が書きたい!」
思いつつ創作の世界へ足を踏み入れるも
思ったように作品が評価されない、固定ファンもつかない。

でも憧れたあの人は変わらず色んな人から評価されて
ファンからもものすごく持ち上げられている……。
すごいな、羨ましいな。それに比べて自分は……。

その思いがやがて

「自分だって頑張ってるのにどうしてあの人だけ……!」

と、嫉妬へと変わっていく……。
そんな経験ありませんか?

わぁ……めちゃくちゃあるあるだよぉ
ショーゴ

 

嫉妬をするのはよくない?

嫉妬してしまうのは悪いことではないと筆者は思います。
もちろん嫉妬心に駆られて相手に迷惑をかけるのはNGですが。

嫉妬をするということは逆にいうと
相手のことをみて評価しているという面もあるからです。

そして嫉妬をするということはあなた自身が
「自分に足りないところをこの人は持っている」
ということに意識ありなし関わらず考えている証拠でもあります。

嫉妬心が生まれるのは自分には持ってないものを相手が持っている。
それによって自分より相手は輝かしい恩恵を受けているように見えるから。

 

嫉妬心との向き合い方

嫉妬ばかりして自分を卑下していても
何も改善はされません。

ですが嫉妬心との向き合い方を身に着け
折り合いをつけることができれば
あなたの気持ちはずっと楽になるでしょう。

もしかしたらそれが成長へのきっかけになるかもしれません。

 

自分の弱点を素直に認める

自分の弱点を認めるって中々勇気がいりますよね。
ですがこれはあなたの成長の上で大切なことです。

弱点だけではなく長所も一緒に紙に書き出してみましょう。
一度自分を冷静に見つめなおすのです。

自分は確かにこれはできないけどこれはできる。
そうやって自分の至らない点ばかりではなく
ちゃんとできている部分も褒めてあげてください。

自分をちゃんと褒めてあげたら弱点を見つめて
どうすれば克服できるのか、どうすればうまく付き合えるのか
考えましょう。

 

人の長所を素直に認める

そもそもその人の良さがあるからこそあなたは嫉妬をするのです。
だからそれを素直に認めましょう。

どれだけあなたがごねてもその人の長所は消えることはありません。
その人の長所は素直に認めて受け入れましょう。

そしてここが重要ですが、その人の良さを認めて
「それに比べて私は……」「私なんて……」っと考えるのは
やめましょう。

これをやってしまうと負のループへ一直線です。

人の長所を認め、どうすればそういうことができるのか
興味の方向性をそっちに向けてみましょう。

その人も何も努力なしに素晴らしい作品を世に出しているわけではありません。

作家の成長は良き先人たちの背を見て育つもの。
まずは認めることから始めてみましょう。

 

誰かに嫉妬していることを伝える

これは最も勇気がいることかもしれません。
ですが一番効果的なことでもあるのです。

「俺さぁ……あの人に嫉妬してるんだよね」

このセリフを見てあなたはどう思いましたか?

かっこわるっ……。

そう思いませんでしたか?
思ってしまったあなた、これは何もカッコ悪くなんてありません。

嫉妬心を口にできない理由は様々ですが
口にしてしまうと

「負けを認めた気分になる」
「自分が余計みじめに感じる」
「自分は悪くないし」

などなど自分を擁護する気持ちがあるのが一番大きいのではないでしょうか。

そして嫉妬心を口にして誰かに伝えることができるあなたは
自分の弱さを受け止めているからに他なりません。
むしろカッコいいですよ!

 

でも伝えられた側は迷惑って感じないかな
ショーゴ

 

ところがそうでもありません。
伝えられた側は「へぇこの人ちゃんと真剣に向き合ってるんだな」
思うことがほとんどです。

ココに注意

ですが世の中、心の無い人は残念ながらいるので
そういう人は面白おかしく吹聴する可能性はありますから
想いを打ち明ける人は選んだほうがいいでしょうね。

嫉妬心を誰かに伝えると不思議と胸の中にあるもやもやが
すぅーっと消えていくのです。

自分の問題から正面に向き合い、認め、受け入れ誰かに伝える。

これが嫉妬心と付き合う方法です。

まとめ

・嫉妬心を抱くのは決して悪ではない。
・自分の弱さと長所、そして相手の良さを素直に認めよう!
・誰かに伝えて自分の問題と正面に向き合う。

いかがでしょうか。
やっぱり嫉妬は誰しもがもってしまうものです。
安心してください、あなただけがそうではありません。

この記事が創作活動の力になることを祈っています。

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